もうタイトルの通りなんですが、オーバーウォッチのようなロール制のPvPゲームでのフルパって何故あんなに面白いんだろうって話です。
最近、『MARVEL RIVALS(マーベルライバルズ)』をよく遊んでおりまして。
ゲーム概要としては、6vs6のロール制シューティングで、味方との連携が勝負のカギになる!的なチームシューティングなのですが、このゲームがンマ〜〜〜〜フルパだとクッソ面白いワケです。
多人数なので通話がガヤガヤしていて、その雰囲気が楽しいってのも理由の1つですが、やはり1番は全員と意思疎通が取れるからだと思う。全員の連携がカチッとハマった時の一体感・気持ちよさの最大瞬間風速は、圧倒的かつ暴力的。
野良込みのチームだと連携が取りづらい瞬間は出てくるし、そもそもお互いのゲーム理解度がどれくらいなのかも未知数で、(言い方は悪いですが)どーしてもガチャっぽくなってしまって、「気持ちよくなりたいのに、なれない!」と寸止め射精管理されているかのようなムズムズ・イライラだけが残る。
そんで、これが5人が身内で1人だけ野良のPTでも割とムズムズする瞬間は多いし、勝った時はともかく、負けるとよりモヤ〜〜〜っとする。5人PTとフルパでは天と地の差である。
一見すると、勝てば官軍なのかもしれない。確かに、野良込みでも連携がハマった瞬間は「んんああああああああああ!!!」と脳汁ピュピュするし、そんな試合運びで勝てた時は暫く絶頂が収まらなかったりもする。こんな感覚は人生で中々味わえるモンじゃない。
しかしフルパは、明らかにそれだけでは無いというか、「ゲーム自体が面白い」以前の、快感の源のようなものを感じる。これは一体何なんだ。
色々考えてみたが、少し大袈裟に書くと団体が統率されて動く感じが気持ちいいのかなと。要するに『ハイキュー』22・23巻を読めってこと。
「相手がこう動いたから、自分はこう動く」「味方はそれを見て、適切な動きをしてくれる」「自分が多少やらかしても、味方が何とかしてくれる」「代わりに味方が多少ミスしても、自分がカバーする」。これを6人という大人数でやるのが心地好い。
場面場面に合わせながら1つの団体が柔軟に動く、そのしなやかさというか、上手く表現できないが、ソレが気持ちよさの根源なんだろうなと。
個人的に、この手のオーバーウォッチ系シューティングの面白さは、現存するどのチームゲーと比較しても一線を画していると思う。
ガンダム、APEX、フォートナイト等の色々な協力対戦ゲームを固定・フルパで遊んできたが、やはりOW系の面白さは特有、かつケタが違う。
他ゲーと比べ、ロールごとの役割がハッキリしているため、"遊び"が少なく、各人の責任が重めになりがちなのはあるが、対策が上手くハマった時の快感、チームが思い通りに連動した時の快感、そして勝てた時の快感は筆舌に尽くし難い。
僕に至っては、もはや自分が活躍せずとも、味方が上手くウルトを噛み合わせた時や、味方同士でタンク&ヒーラーの連携が上手くいっている様子を見ているだけでも快感を感じる。思わず試合中にニヤッとしてしまう。こんなゲーム中々無い。
ただまあ、だからこそフルパ以外だと余計なストレスが入ってしまうのもあるんですけどね。敵ではなく、味方にイラッとしてしまう感じ。ゲームでは久しく忘れていた感覚だけど、ここに来て再び思い出してしまうとは。
それを考えると、やはり「ゲーム自体は面白いんだけど、色々と敷居が高い」という構造上の欠点のようなものが、今後このゲームにジワジワ響いてきそうな予感がします。IPがIPなだけに、カジュアル層もそれなりにプレイしているだろうし。
OW2が出た時にも言われてましたが、やっぱり将来的に絶対廃れていくタイトルだと思うので、今のうちにしゃぶり尽くしておくべきゲームだと思います。
僕も、社会人になって6人フルパが定期的に組める環境自体がそう長く続かないものだと思うので、今のうちに存分に楽しんでおこうかなと。
余裕があったら『FF14』のようなロール制PvEもフルパでやってみたいですね。マーベルとはまた違った快感があるのかもしれない。
わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。