えっちだな〜〜〜(オタクの鳴き声)
24/4/26発売の新作『Stellar Blade(ステラーブレイド)』を1周クリアしてきました。4月発売のゲームに気になるものが無かった為、自然と楽しみにしていた本作。思っていたよりゲーム自体が面白く、なおかつ主人公のスケベな肉体を存分に堪能でき、他ゲーとはひと味違う満足感を得ることが出来た。
尻への拘りが尋常ではないソシャゲ屋SHIFT UPが開発元とのことで、「この人達ちゃんとしたゲーム作れるんだ〜(めちゃくちゃ失礼)」という偏見を抱いていたが、蓋を開けてみると、上述した通りの結果であり大変驚いた。いやホントにすみませんでした。
その辺諸々を含め、下記より詳しく感想を書いていく。ネタバレは普通にあるので閲覧注意。またポリコレ云々やら衣装ナーフ云々は扱いがめんどくさいので触れないことにします。
えっちだな〜〜
流石にPS5専用タイトルなだけあって、グラフィックはかなり良い。
砂漠の岩場等の細かい風景に関しては、よく見ると「ん?」と察してしまうのだが、気にならないレベルなので問題はナシ。そもそも、こんなつまらん話をするためにこの記事を書いているのではない。
そんなことよりおっぱいだ!尻だ!ドスケベ衣装だ!
ここまで美女の肉体に拘りを持って作られたモノを提供されると、ゲーム的な細かい難点や、細部の作り込みなんぞど〜〜〜でもよくなる。
細けえこたぁ気にすんなよ!おっぱいと尻がありゃあそれでいーじゃねーか!と、内なる悟空が僕に語りかけてくるのだ。
走る度におっぱいぷるんぷるん!剣を振る度にぷるんぷるん!!ジャンプする度にぷるんぷるん!!!えっちだな〜〜〜〜
えっちだな〜〜
ストーリームービー中なんかは、マジメな話をしている最中だろうがコスチュームがえっちすぎて正気に言うと話が全く頭に入ってこなかった。というかまあシナリオに関してはそこまで目新しいものでも無く、終始視姦に勤しんでいた、というのが正しい。
また、衣装によって胸と尻と太ももの大きさが若干変わる為、まだ見ぬ"深淵"を目指して衣装コンプを目指す、というゲーム的導線も完璧。とことん性欲に忠実な作りで逆に好感が持てる。
更に、それらの取得難易度も探索で少し寄り道をすればホイホイ拾えるものばかりで非常に簡単でありGood。釣りコンプ報酬のドスケベ衣装だけはちょっと面倒だが、それ以外は割と簡単に集められた。2周目では色違いが拾えるらしいので、ぼちぼち集めていきたい。
本当に衣装に関してはよりどりみどりで、近未来的服装もあれば、普段着もあり、バニーコスもありながら、全身着ぐるみもある。僕は3枚目の普段着みたいな服を序盤中盤は愛用していた。理由は走ると尻がよく見えるから。単純な話である。
ただ、この衣装は胸が隠れてしまっていて、「まあ基本前は見ないし、残念だけど仕方ないか…」と諦めていたところに
このアイドルのような衣装 (「モチベーション」という名前)を入手してからは一択になった。尻は当然として、なんと胸と肩までガバガバ。こんな服でグロい敵とゴリゴリの近接戦闘をやらせるなんて正気か?!…いや正気ではこんなゲームは作れないだろう。開発元には拍手万斉を送る他あるまい。
戦闘ムービーはもちろん、話の作りそのものや、ちょっと癖のある顔、衣装の作り込み、戦闘アクション、果ては缶拾いのエモートに至るまで、主人公の画面映えが徹底的に意識されて作られており、主人公age↑がかなり徹底されている印象。
どういうアクションならエロカッコよく映えるか、どういう表情なら可愛いのか、などなど。 話をアゲる為に主人公をサゲるという展開も特に無く、本当に終始主人公アゲが続く。コンシューマー向け第1作目というのもあり、この辺りはかなり置きに行っている印象がある。
その弊害として(?)、少し前述したが、シナリオに関してはかなり小さくまとまってしまっている。良く言えばコンパクト、悪く言えば「薄い」。
厳しいことを言うと、個人的にはどーにも「どこかで見た・聞いた」展開をごちゃまぜにしたようなお話が続き、いまいちカタルシスに欠ける印象が拭えない。
まあこの手のゲームにそこまで求めるなよって話でもあるが、展開をオマージュするのなら、やはりそれなりに面白く作って欲しい気持ちもある。
僕的には、ひたすら主人公ageするだけのスパイ映画のようなシナリオがこのゲームには合ってそうだなと思った。もーちょい風呂敷を小さくしても良かった気がするな〜
主人公以外のキャラもしっかり可愛く、そしてえっち。ダンジョンの番人やってるおネーサンなんかはちょっと刺激が強すぎて直視できない。
また、顔だけ人間で他は全て機械のおネーサンなんかもサブキャラで登場し、開発元の性癖をこれでもかと押し付けられる。よくもまあこの時代にこんなモンを出せたものである(褒めてます)。
総じて、グラフィック関連は上述の通りとても良かった。強いて言うなら、主人公の髪型をポニテ以外にしたかったり、眉毛の色や濃さを調節したかったりもしたが、これら含めて開発元の"癖"だと理解したので、これはもう認めるしかない。
もし続編・精神的続編が作られるのなら、この極限まで性癖を詰め込む精神をどうか忘れないようにして欲しい。僕は全力で応援しようと思う。
戦闘関連・ゲーム部分
戦闘に関しては、平たくいうとセキロとニーアオートマタを足して2で割った感じ。なのでパリィや回避、ジャンプ回避を駆使しつつ、時折派手な技をパなしつつ戦っていくことになる。
おもろいモンを足して2で割ってるので当然面白いのだが、個人的に最も評価したいのがジャストパリィ・ジャスト回避をした時に ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!と気持ちよくなれるようにちゃんと作られているところ。イク。
別タイトルを出して申し訳ないが、この部分は『スカーレットネクサス』に足りない部分だったと思っていて。
リアル調・アニメ調という違いはあるが、基本的に本作とスカネクは似ているゲーム。しかし向こうは、エフェクト・モーション等の「カッコ良さ」はピカイチなのだが、なんだかどーにも中毒性のようなものに欠ける印象があった。
そこで本作である。「カッコ良さ」は勿論搭載されていて、それでいて中毒性もある。両者の違いは何だ?!と考えているうちに、「気持ちよさ」なのではないかと。
ガギィン!という音、程よいヒットストップ、当たる瞬間に若干スローモーションになるエフェクト、それらが合わさって「気持ちよさ」に昇華されている。特に連撃を捌いた後なんか、んギもちィィィ!!とイキそうになる。
ちゃんとジャストした後の「ご褒美」も用意されていて、これまた「気持ちいい」コンボを叩き込むことが出来る。まあここは当然っちゃ当然。
敵の靱性もほど良く、ゴリゴリのカウンターゲーになるかと思いきや、案外ボス相手に自分から殴っても割と殴りきれたりする。ヒット&アウェイしても良し、パリィ&カウンターしても良し、と自由な戦闘ができるのはとっても楽しい。
僕的には、パリィ後カウンターの、更に追加入力でBUを消費して撃つ技が特に好みだった。エフェクト、モーションも最高で、その後敵が確定でダウンするので更に追加攻撃を叩き込める。「ご褒美」含めてこのためにパリィを狙いまくったといっても過言では無い。
とはいえ、取得スキルはカウンター関連のものが多く、基本は相手待ちになりがちではある。また特定のボス相手のカウンターは、行動に対する回答が若干強制されるのも少し気になった。
しかし、それを加味しても十二分に面白く、気持ちいい戦闘体験ができるゲームだと思う。ボス戦に関しては。
雑魚戦は、正直めんどくさかった。
個人的な好みで言うと、やっぱり雑魚戦は無双ゲー的な「気持ちよさ」が欲しいなと。この手のゲームは特にそう。
本作は、いわゆる「固いザコ」のような敵がもう本当にめんどくさかった。連撃持ちの雑魚はまだパリィができる分気持ちよかったが、問題はガード持ち雑魚だ。あれは何なんだ。ダルすぎる。しかも終盤ちょっと数が増えてたのも不快指数高め。あれは何なんだ(2回目)。
割と雑魚相手にもジャストを要求されることが多かったように思う。確かにジャストは気持ちいいけど、ずっとやりたい!ってモンでも無い。
面倒すぎてタキモードで殲滅することしか考えていなかった。本来ボス相手に使いたかったが、使えば使うほど「これ雑魚戦が1番輝くのでは?」ってなる。気軽に使えるって意味では良かった…のか?
ちなみに雑魚戦に限って言えば、FF15の帝国編…ならぬレボワでの銃撃オンリーでの方が面白かったまである。あらくらいで丁度良いんですよ。
また、ダンジョン内は様々なギミックがあり、ゲーム的な面白さは普通だが、スパイ映画みたく主人公が映える画が続く。変な謎解きも少ないので、サクサク進められて個人的には好感触。
ただ、いくつか導線が分かりにくすぎるモノがあり、正直攻略をチラ見しないと進めなかったりした場面もあったため、目標印は最終目的地ではなく、中間目標地に示して欲しかったなと。
その他にもいろいろ気になる点はあり、ファストトラベル関連だったり、諸々の判定の広さ関連だったり、その他UI関連である。
ただまあ初CS向けでノウハウもあまり無いだろうによくここまで作ったとも言えるし、何より開発の「俺たちの作ったゲームを見ろ!」というリビドーをバッチリ感じた(特にファストトラベル関連)。
故にこの辺に関しては、クリア後に1人感想会をしていた時に、多少不満意見はでたものの「あれ?意外と気にしてないな…」と気づいた。ソシャゲやってるとその辺の文句なんて腐るほど出てくる。図らずも鍛えられていたようである。
ちなみに難易度はそこまで高くないと思う。少々慣れは必要だが、「ストーリーモード」もあるし、何より復活アイテムがかなり頻繁に入手できる。死んで覚えていれば自ずとクリア出来ると思う。
総じて、ちょくちょく気になる点はあれど良かった点の方が多かったと思う。割と不満ばかり述べた気がするけど、全体通してかなり楽しんでプレイしていた。上述したのはほんのちょっと心に引っかかる異物というか、まあそういうやつです(語彙力崩壊)。
しかしコレをガン無視して「楽しかった!」とだけ言えるかというと、答えは否。根本的に主人公の肢体を愉しむゲームであるのは前提で、その上で戦闘は面白いよ、ってバランス。実にソシャゲ屋らしい作りだと思うし、試みは面白いと思う。
終わりに
普通に満足。
事前情報ではぶっちゃけそこまで期待してませんでしたが、思いのほか楽しめて満足出来ました。大体クリアまで20時間前後でした。
メタスコアでは非常に高評価で、少し意外に思いつつも、やはりエロは強いなと。僕の基準では シナリオ>戦闘・アクション等のゲーム部分>グラフィック の満足度基準なので「普通に面白かった」くらいの満足度ですが、そうじゃない人はかなり満足できたのでは。僕が和ゲーキチなのもその辺が理由だったり。
あと書き忘れてましたがBGMがかなり良いです。
最後のFF零式チックな戦闘は結構好きでしたね。この形態でもっと戦いたかったです。
わーわー書きましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。