「いつからオタクになったっけ?」
最近仕事中にこんな感じの議題をぼやーっと考えることが多くなった(仕事しろ)。そもそもどの辺からをオタクと定義するのか、漫画ゲームアニメに限定した場合なのか、とかめんどくさい思考がすぐに出てくるあたり実にオタク。それはひとまず置いといて。
現状、未だに離れられないコンテンツに絞って考えると、
- 仮面ライダー
- 漫画(少年漫画)
- ゲーム全般
というラインナップになっている。アニメはここ数年ほぼ見れてないので今回は除外してみた。
最も昔からコンテンツに触れているジャンルと言えば1の仮面ライダーなので、1について考えてみると、幼稚園児だった頃まで遡る必要がある。
けど小さい頃なんて周りの皆も仮面ライダー大好きだったし、そこまで周囲と差を感じなかった。明確に周囲とのズレを感じ始めたのは大体小3,4くらいの頃だったか。
「まだ仮面ライダーなんて観てんの?」
みたいな攻撃を食らった時、「あー僕ってちょっとズレてるのかな」とか考えてたような気がする。まあいいんですよ、面白いものは面白い。まさか今年25になるような歳まで仮面ライダーと付き合うことになるとは思ってもいなかったワケなんですが。おそらく今後も付き合っていくことになるんだろう。よろしくお願いします、仮面ライダー。
話を戻すと、「じゃあ僕のオリジンは小3か」とも思ったんですが、これはあくまで周囲との差を実感し始めた頃なので、ここは「ハマった段階から周囲との差が既に出来てしまっていたコンテンツ」ということで話を進めてみる。てかオリジンって単語、ちょっとかっこいいな…。某漫画に影響されて使ってみたけど。オタク、オリジン。
2について考える。少年漫画だが、これは大人になっても読んでる人はそれなりに居るので、「差が出来る」という観点では原点たり得ないだろう。漫画の名セリフとか、未だについつい言っちゃって後で恥ずかしくなったりするのが最近の悩みのタネです。
エロ枠(ToLOVEるとか)もどうせ口では皆読んでない読んでない言いながらこっそり読んでた人ばかりだと思ってる。そうであってくれ。
さてさて、この定義でいくと最本命にあたる3。ゲーム。心当たりがありまくる。
もちろんマリカーやらポケモンやらモンハンやら、オスガキが好きそうなゲームはあらかたやったつもりだが、当時小5の僕は『ラブプラス』なるゲームにどハマりしていて。もちろん友達はおろか家族にも言えないので、自室に引きこもりコソコソと1人でDSに話しかけるキモ=オタクがそこに居た。終わってんなぁ…。
周りの友人と話している感じだと、そもそも女の子と恋愛するゲームが存在することすら知らない話しぶりだったので、まあラブプラスやってる奴なんていなかったでしょう。
もし居たとしてもその話で盛り上がれる自信が無い。あのゲームの話題=性癖暴露大会ってことなので、小5にしてツインテ眼鏡でニチャニチャしてることが友人にバレたら次の日から不登校確定だからね。
ちなみにゲームソフトの隠し場所は、自机引き出しの中という、どう考えても隠ぺいに向かない場所だったので、多分そっとしておかれたんだろうなぁ。筆者、齢20代半ばにして感謝という言葉の”本質”を識る。
とそんなアホなことを考えていたら、なんだか自分のことをオタクだと偉そうに語るのが恥ずかしくなってきたぞ…。そもそもオタクと呼ばれる域に達しているのかわからなくなってきた。
「周囲との差」ができるくらい何かにのめり込んでいる様をオタクと形容するのであれば、相当自分に自信がある人じゃない限りオタクなんて言葉使えないんじゃないんだろうか…。
とかそんなことを考え出すとキリがないので、あえて短絡的な解を持ってくることにする。
先も述べたが、まあ結局のところ「周囲との差」ということなんだろう。最近だと「オタク」が蔑称ではなく「属性」的な意味合いで使われることが多いように感じる。
それだけ周囲がそういった文化に触れる機会が多くなったのか、それともメディアに取り上げられ始めて元々隠していた人達がオープンにし始めたのか。筆者には分からないが、とりあえず生きやすい環境に変化して楽々なのは間違いない。
最後の方はよくわからない話になっちゃったけど、要は「僕のオリジンはラブプラス!小5!」ってこと。隙あらば自語り、というヤツです。隙を与えたお前が悪い。
ちなみに、今までの話を全てひっくり返すようだが、筆者が周囲との差を最も早く感じた瞬間は小2,3の頃に「魔法先生ネギま!」をコソコソ見てドキドキしてたこと。
つまり「僕のオリジンは『ネギま』で小3」ってことです!ガハハ!
それでは。