暇日記

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ゲームと漫画のブログです

『ゴッドイーター』の思い出【GOD EATER】

 

今回は雑談です。

 

掲題の『ゴッドイーター』だが、パルワールドはポケモンのパクり→パクり→モンハンのパクりに派生して、しまいにはそのゴッドイーターがトレンド急上昇するという謎の流れで思わず笑ってしまったのが朝の話。

すっかりオワコンだと思っていたGEだけど、このトレンドインで「一応まだ覚えられてるタイトルなんだな…」としみじみしたのも朝の話。

 

Twitterのおすすめ欄には、どうにも使用者の傾向によって表示するツイートが微調整される機能がある?らしく、ちょっとゴッドイーター云々のツイートをしたらすぐさまGE関連の情報に溢れるようになった。

しかし今回ばかりは懐かしい気持ちにさせてくれたのでサンキューイーロン案件である。基本ノーサンキューイーロンなんだけども、たまにはいい所もありますね。

 

GOD EATER(ゴッドイーター) - PSP

 

GE無印は、確か僕が小学校高学年くらいで発売されたゲームだったハズだ。当時は大真面目に「モンハンのパクり」とよく言われていた印象があるが、僕の周りでもそんな反応が多かった。

まあ「神速!連撃!狩りは進化した!」と、バチバチにモンハンを意識したようなCMが流れまくっていた為、まあ正直バンナム側としてもモンハンはかなり意識していたんだと思う。パケ絵もそんな感じですし。

だが蓋を開けてみると(モンスター側が)神速!(モンスター側が)連撃!というイカれたバランスのトンデモゲームだったのは記憶に新しい。例に漏れず、当時の僕もストーリーミッションをこなすだけで精一杯だった。敵の攻撃力が高すぎるねんな…。

 

とはいえアクション自体はかなり新鮮で、ステップの挙動や、技連携のどこからでもステップを挟めるのも気持ちよかったし、ジャンプで3次元的に動けるのも新感覚で、それを絡めた攻撃も楽しかった。

無論、銃と剣がリアルタイムに変形できるのもアクションとして面白く、ぶっちゃけキッズ的には剣しか使っていなかったんだけども、初見のよく分からんモンスター(アラガミ)に対しては日和りながらでも戦える という選択肢が用意されているのが良かった。

 

が、肝心のスピーディさ自体はモンハンと比べてさほど差を感じなかった印象。だって敵が強いし、途中から当然のように2体討伐しなきゃだしで、やっぱり今考えても当時のターゲット層にしては難易度が高かった気がする。

僕の記憶が正しければ、当時の中難易度ミッションくらいのヴァジュラの、ジャンプ攻撃の後ろ足にカスっただけで1/3くらいはHPが飛んでたと思う。しかも(恐らく)適正の防御力でソレだったので、割と真面目に無限コンテニューしていた覚えがある。

 

と、そんな感じで、そもそも単体でも中々手強いのに、あの味方CPUのAIで、あのバケモン共の2体討伐をサラッとキッズにやらせるのはあまりにも酷である。僕はキレながら遊んでました。

なお脳天直撃弾や内臓破壊弾は当時知らなかったので、ぶっちゃけほぼ銃縛りで戦ってたのも苦戦したデカい要因の一つだとは思う。

当時は、例の『ピルグリム』もそうだが、そもそも初めて2体討伐が発生するミッション(名前忘れました。確かターゲットはボルグとヴァジュラだったハズ)にかなり足止めを食らっていましたね。

 

 

その時からGE無印のストーリーは大好きだったので、「ストーリーめっちゃ見たいのにミッション難し過ぎて先に進めないんだが?!」とめちゃめちゃモヤモヤしていた。

何が面白いって、OPやパッケージにシオが大々的に描かれているのに、出てくるのが中盤以降くらいなので、その2体討伐をクリアしない限り永遠に姿を拝めないコト(一応チラ見せイベントはある)である。

というかその辺から本格的に話が動き始めるまであるので、僕はずっと沈殿したカルピスの上の方を渋い顔をしながら飲んでいたことになる。今考えてみると狩りゲー×ストーリー制って意外と相性悪いのか?分からない……

 

なので、当時は「現段階でこんなにムズいのに、果たして俺はストーリーを見終えられるんだろうか……」という不安しか無かったです。

 

ただ、それまでは脳死凸スタイルでクリアしてきたから苦戦していただけの話で、アイテム使用などの小技を覚えてから、意外と攻略は早かった。

特にスタングレネードは僕の生命線とでも言うべきアイテムで、これを覚える前と後とではマジでこのゲームの解像度が違う。急な2体討伐は、このアイテムを覚えさせる為の導線……?と勘違いしてしまうレベルである。

この 急に文明が開花した感 というか、とにかく感動がものすごかったので、正直『ピルグリム』に関しては、失敗した数は多いなれど、割と希望を持ってリトライできていたというか、ヴァジュラとボルグ程のお先真っ暗感は無く、攻略を考えている間も意外と楽しんでいた気がします。結局超電磁ソードで雑にクリアしたハズ。懐かしい。

 

GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)(通常版) - PSP


ストーリーは、今思い返してみても無印のストーリーが1番好き。

世界観の説明が終わったあたりで師匠(リンドウ)が逝き、その仇討ちをシナリオに組み込みつつ、徐々にソーマに主役が移行し、人間vsアラガミから人間vs人間の流れに移っていく、あの感じ。

あの手のシナリオで、シオみたいなキャラが特異点として躍動するストーリーって当時は意外と珍しく、そのあたりが本編クリア後も夢中になっていた要因の1つだろうか。

そもそも、あのダークな世界観でバリバリのド王道をやる ってのが素晴らしく良い。この化学反応式は個人的に大発明だと思っていて、その後のシリーズにもこういう雰囲気が採用されているのを考えると、つまりそういうことなんだろう。キュンです。

 

無印好きとは言ったが、やっぱりバーストのリンドウ救出劇も捨て難いし、いやでも2の家族感も好きだし、RBの茶番劇もあれはあれで好きなんだ……。総じて好印象しかない。

苦労してクリアした分の思い入れの強さ、という補正がかかっている説もあるんだけど、やはり極東支部の面々は大好きですね。まあ無印は主人公組以外のゴッドイーター組は完全にモブ扱いだったんだけども。キャラクリで作れる見た目のモブ という存在自体に時代を感じる。多分今はそんなゲームないですよね。

だからバーストでのキャラゲーに寄った感じは凄く好みで、ジーナさんやカノン様にスポットが当たっていたのも良かったし、ストーリー本編にも絡んでくれて、素直に嬉しかった。

 

最後に、GEを語る上で外せない話題が性癖破壊である。

最初の頃から既に上乳、下乳、横乳とおっぱいの展覧会とでも言うべき無法地帯。何やら難しい説明をしていても、もうおっぱいに夢中で話が全く頭に入ってこねーんだ。

更にはバーストにて胸元ガバ開き無乳という前衛的すぎる服装で、主に僕の性癖を破壊したジーナ・ディキンソン。攻撃力が高すぎる。

そんで、もうこれ以上は無いだろう!と思っていた矢先に、GE2にて香月ナナという童貞強制射精装置とも言うべき世紀末な女が出てきて、晴れて僕の性癖が完全に破壊されたワケである。

 

アラガミも妙にえっちなデザインが多く、マジでイカれてると思うぜ!このバンナムって企業はよォ!

 

 

終わりに

リアルとネット全て含めて、初めてGEについてガッツリ語りました。意外と楽しかったです。

 

周囲でGEを遊んでいた人なんて、本当にトータル1,2人くらいだったので、勝手にマイナーゲームだと思っていたんですが、未だに界隈が存在するくらいには人気だったコンテンツと知って驚きました。

僕自身も、アクション目的ではちょっと微妙ですが、シナリオ目的でなら今でも全然引っ張り出してプレイしても良いくらいには好きなゲームなので、できることならGE4とか出てくれませんかね。頼むぞ富澤。

 

また、今回は無印のお話ばかりだったので、機会があればバーストや2以降の話もしてみたいです。アレらも良いゲームだった……(過去形)

 

わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。