暇日記

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ゲーム。たまに漫画と仮面ライダー。

『ホグワーツ・レガシー』にて闇の帝王に、オレはなる!……と思っていた【ネタバレなし】【感想】

 

ホグワーツレガシー』が発売されると聞いてから、筆者のハリポタな日々が幕を開けた。

まず映画で全体の雰囲気を確認。「なるほどなるほど、魔法学校ってこんな感じなのね」というフワッとした理解まで完了。

そして原作の小説を、設定をある程度理解できるまで読む。その後wiki等で知識の補完。できれば『ファンタビ』も少し観ておきたかったが時間が足りなかったので、これは後の楽しみに取っておくことにした。

 

……という予習を済ませた上でアーリーアクセスにてプレイ。序盤は過ぎたと思うので、今回はその感想兼レビュー記事になります。感想というかプレイ日記に近いかもしれない。

 

まだまだクリアまでこれからですが、とりあえずどんなゲームなのか、どういった層に向けたゲームなのか、は大体分かったのでそれらをレビューがてら文字に起こしていきます。ということで本文へGO。

 

目次

 

 

グラフィック、マップ関連

これは最初に言わせて欲しい。

マジで映画

 

 

凄え。しかも終始コレ。というか設定に「映画っぽいグラ」にする項目があるので、狙ってこういうグラにしてるんだと思います。すげえ。

ある意味こういった作品で最も重要なのはグラフィックなので、そこがクリアできてるだけでも筆者的評価は花丸。世界観に没頭させてくれるゲームに出会うのもなんだか久々かもしれない。こういうのは洋ゲーの強みですね。

 

↑ファストトラベルもある。どんだけ広いんだ…

 

あとマジでホグワーツの内部は迷うんで、そこだけはちょっくら覚悟しといた方がいいかも。なんならハリー達もちょいちょい迷ってたし、ダンブルドア先生すら把握してない部屋もあるっぽらしいですね。どうなってんだよこの学校はよ。

ただそんな筆者のような方向音痴の為に、しっかりガイド機能があるのでそこは安心して欲しい。

 

 

 

概要

本作はオープンワールドのアクションゲーム。そしてマルチプレイ無しの完全ソロ用。アプデで追加されるかもしれませんが現状コレ。

 

まず筆者が本作でやりたいことは何かと言うと「レイブンクローに入る」「アバダケタブラを使って、在学中にホグワーツの人間を可能な限り抹殺する」の2つだ。ちなみに私は正常です。

 

↑伝統のヤツ

 

レイブンクローに入りたいのは、単純に映画や小説であまり描写が無かった寮だから。なので(誤用)後半の方が本当にやりたいことで、本当にホグワーツの人間全てを消し去りたいと思っている。全部めちゃくちゃにしたいし何もかも消し去りたいんだ俺ァ。さあ始めよう殺戮のオーケストラを。

 

まるでハスミンのような目標だが、そのためにはとりあえず闇の魔術を覚える必要がある。そしてそのためには……と逆算していった結果を次の項から詳しく解説していく。闇堕ちは楽しいゾォ。

闇の帝王に!!オレはなる!!

 

 

 

シナリオ関連

とりあえずあらすじから。ハリポタ本編よりかなり昔の時代設定です。

 

舞台はシリーズ初となる1800年代のホグワーツ

この物語の主人公は、魔法界を引き裂きかねない古代の秘密を解く鍵を握っています。

このキャラクターを操作して、魔法界を巡るあなただけの冒険を繰り広げましょう。伝説はあなたによって紡がれます。

引用元:https://www.hogwartslegacy.com/ja-jp

 

えー、いきなりですが。本作は割とガッツリ目にシナリオがあります。

そして闇の魔術を覚えるのは大分先の話らしいです!!!僕の2つ目の目標、終わり!!!

 

↑いつ習得できるんだろうか

 

ということでね(豹変)、目標を変更しようかなと。在学中ではなく、闇の魔法使いになった後で、改めて母校の人間を抹殺しようかなといったところでね。ええ。

在学中は大人しく闇の魔術についての理解を深める程度に留めておき、その後、満を持して闇堕ちルートに上手く入れればスムーズに目標を遂行することが出来るんじゃないかなと。

 

↑レイブンクローの談話室はこんな感じ。他の寮も気になるねェ…。

 

とはいえ、せっかくなら普段の学校生活も今のうちにそこそこ楽しんでおきたい。闇の帝王になるつもりなら、人心掌握の術も知っておかねばならんからな……。

というのは半分くらい冗談なんですが、学友たちと交流を深めるがてら、色んな話が聞けます。ホグワーツ以外の魔法学校の話や、植物、天文学の話等々。世界観を補強する話をかなり聞くことができるので非常に面白い。

マルフォイのような嫌なヤツも特に居ないのでストレスフリーなのもデカい。アバダケタブラ撃つのが可哀想になってきますねハイ。俺の闇の心が浄化されていく……。

 

↑ヘンな奴も偶に居る。魔法使いって時点でヘンではあるけども…。

 

そして言い忘れてたんですが主人公はバリバリ喋るし、けっこう自我強め。だがしかし幸いなことにメチャクチャ良い奴です!なんなら友達になりたいまである。

 

選んだボイスによって変わるのかもしれませんが、しっかりお礼も言えて、空気も読めて、友人への気遣いもできる、敬語もバッチリ、とそんな感じの人格に仕上がっております。ん、まあそう、筆者よりオトナです…。あれ、闇落ちってなんだっけ……。

 

↑キャラクリは結構本格的に作りこめる。眉毛無しはかなりイカつい。

 

良いヤツ過ぎて、キャラクリをふざけてしまったのがスゲー申し訳なくなってくるレベルなので、ロールプレイしたい方々は、キャラクリはちゃんとした方が良いかもしれません。

相悪いキャラがめちゃくちゃ丁寧な言葉遣いで喋ってると何故だか心がとても痛みます。キャラクリし直してあげたい。あれ、なんで俺ってば闇の帝王目指してたんだっけ……。

 

↑眉ナシの人相の悪さがヤバい。すまん主人公…。

 

 

 

戦闘関連

デフォルトでは、R2にて映画でよくやってたあの謎の攻撃魔法(通常攻撃)が出て、R2+〇△□‪✕‬で名前付きの魔法(レヴィオーソとか)が出る。ちなみにMPの概念は無いのでバンバン撃てる。

これまで小説や映画で描写された魔法が沢山でてくるので、ムービー中に「あ!これあの時の魔法じゃん!」が頻発する。にわかファンでコレなんだから、古来からのファンには堪らないだろう。

個人的にエクスペリアームスとか語感が好きだったのでテンション上がりました。主人公の発音が良いのはエラいよ本当に。アバダケタブラなんて言ってる場合じゃねェ!

 

↑レヴィオサー!

 

もうこの時点で結構満足してたんだけど、魔法を使う時のキャラクターのモーションもめちゃめちゃスタイリッシュ。というか恐らく映画のモーションを参考にしてるので、いい意味で既視感がある動きになっていて、没入感を更に高めてくれる。

 

↑素人の割に妙にスタイリッシュ。お前どう見ても歴戦の魔法使いだよ。

 

ただ映画再現の弊害として、近年の魔法バトルにしては演出面でちょっとだけショボく感じてしまうかもしれない。筆者はもうちょい派手なヤツが欲しかったなと思いました。ヴォルデモートvsダンブルドアくらい派手なヤツやらせて欲しいぜ!今後派手な魔法が使えるかもしれないのでここはまだ分かりません。

 

あと一応、回避や防御の概念もある。防御は「プロテゴ」という魔法なのだが、回避はまさかのローリングで、そこはハリポタらしく筋肉式となっている(というかハリーだけか?)ホグワーツでは筋トレが推奨されてるのかもしれない。

 

 

ちなみに魔法習得は、基本的にストーリーイベントで魔法を覚えることになる。

下図のような操作で魔法を習得した後、ちょっとしたミニゲームをさせられる。正直「ん?これ要る?」となったが、まあロールプレイの一環として割り切るしかないかなと。魔法学校ってこんな感じなんだ〜、みたいな。

 

↑魔法習得は大体コレ。簡単です。

 

しかしこのミニゲームも、どんな成績を叩き出そうが先生や同級生は暖かく賞賛してくれる。筆者が不器用すぎて失敗しまくったときも「やるじゃねーか主人公!」みたいな感じだった。

「お、俺!!お前たちをブチ〇そうとしてるのに!!なんて優しい奴らなんだ!!!」と暖かい気持ちになったので、すっかり心変わりしてしまった。闇の帝王ってなんだ???

闇祓いに!!オレはなる!!

 

 

 

総括

大大大満足

まだ序盤ですが、ハリポタ世界のロールプレイやるならこれ以上のゲームは無いでしょう。世界観に浸るプレイでも同様。

しかし、そもそもハリポタ好きでこのゲーム逃す人は居ないかなと。問題はハリポタ知らない層に対してはどうなのか。

 

 

結論から言うと(序盤の段階では)オススメです。アニメ漫画ゲームの細かい設定とかを調べるのが好きな人や、ファンタジー好きな人には特にオススメ。

 

逆に「純粋にゲームとして」期待している人にはちょっとオススメできないかも。あくまで原作再現に重きを置いたゲームなので、物足りない点が結構あると思う。マルチプレイも無いですし。

 

ただまあ「流行ってるし遊んでみるか」くらいで遊んでもそれなりに満足できると思うので(というか筆者がそんな感じ)、気軽にとは言えないが「最近やるゲームない〜」みたいな人は全然買ってみてもいいと思いました。フルプライスですが…。

 

 

一応、オープンワールドのゲームとして出来が良いのと、原作のキャラはほとんど出てこないので、知らなくても全然楽しめます。ただニヤニヤポイントは当然無いし、原作を知らないと退屈に思えてしまう部分があると思うので、そういった楽しみ方は残念ながらできないかと。そこはしゃーなし。

 

また、オープンワールドのゲームって基本的に中盤以降ダレてくるので、そこの辺がどうなっているのかも気になるところですね。かの『エルデンリング』ですら中盤以降ちょっとダレてた印象を受けたので、もうこれは宿命なのかもしれないがちょっとだけ期待してる。ちょっとだけね。

 

といったところが『ホグワーツ・レガシー』序盤あたりの感想レビューでした。全体的に薄い感想なのは申し訳ない。一通りクリアしたらまた記事書きます。

 

それでは。