『仮面ライダーW(ダブル)』が放送されている頃、同じく『Wドライバー』は当時の変身ベルトにしては相当人気だったのを記憶している。メカニカルな見た目と面倒臭い変身手順がウケていたんでしょう。あと音声も。
しかしその時筆者は中学生だったので、「この年になって変身ベルトはなァ…」とか思って商品を横目にグッと我慢していたのを覚えている。
しかしそれも昔の話。子供の頃欲しかったものは、結局大人になったって欲しいモノで。ミニ四駆だってベイブレードだって合体ロボだってそんなモンである。変身ベルトもその1つ。
Twitterを眺めていると丁度この『CSM ダブルドライバー 風都探偵edition』の宣伝が目に入ったので、即断即決で購入したという次第です。ver1.5は買えなかったので今回は即決でした。
やっとのことで届いたので早速写真撮りまくりました。長かった。
発送票の部分で見えづらいんだけど、ダンボールに商品名が載ってます。なんとなく捨てづらいのでダンボールも保管しておこうかな…。
ライダーがドン!と載っている外箱。CSMは初めて買ったんだけど、レビュー動画でこの箱の仕様自体は知っていた。しかしいざ生で見るとやはり圧倒されますね。カッコよすぎる。側面、下面もバッチリかっこよくてとても良い。
それにしてもフィリップの髪色が緑ってのがマジで解釈一致すぎて震える。かといって翔太郎は紫じゃないのも解釈一致。翔太郎はどこまでいっても「普通」なのが最高なんだ。
どうでもいいですが、翔太郎とフィリップはW本編と風都探偵にて、高いレベルでカッコ良さが拮抗していてどうにも甲乙つけ難い印象があります。しかしアキちゃんは風都探偵の方が可愛いなと思いました(クソ失礼)。しかし本編のイメージがあってこそのあの可愛さという見方もあるので、こちらも実は甲乙つけ難いのかもしれない。知らんけど。
『風都探偵』は漫画もとても良いんですが、個人的にはアニメの方が好きだったりします。
というのも、元が映像作品なので、BGMやセリフが音として耳に入ってくる感動が思いのほかデカくて。『W』の雰囲気を感じさせるBGMも耳に残るし、脳内のイメージと完全一致してる声優さんの演技、その他の細やかな音等々、初めて観た時はテンション爆上がり。他にも、アニメでの変身や戦闘がとても新鮮かつ見応えあるのも良かったですし、イベントの時系列もちょっとだけ入れ替えられていて分かりやすくなっていたのも良かった。
純粋に作品として面白かったので、2期とかないんでしょうか。あったら生きるモチベーションがだいぶ上がるんですけども…。
いざ開封。ニヤニヤしてしまう。
なんというか、こう、バッ!っと全部のアイテムが揃っていると(ΦωΦ)フフフ…となる感じ、分かりますかね。分かりますでしょう。そうでしょう。
収納されてる段階で1番圧倒されたCSMは龍騎なんですけども、コレも例によってレビュー動画でしか観たことがないので、いつかは手に入れたいモノです。
しかしダブルドライバーも中々良いですね。特にガイアメモリが刺さって収納されてるのが良い。1本1本抜いて開封していくのが気持ちいいんだ。ドライバーが開いて見えているのもグッド。
ドライバーとメモリを開封。色が鮮やかで綺麗。
ダブルドライバーに関してはDX版も結構よく出来ていた記憶がありますが、流石に細かい部分の塗りや、黒のマット感は段違いでCSMの方が良いですね。カブトゼクターもそうですが、メタリックな赤ってやっぱりカッコいい。
また、ガイアメモリも予想以上にクリアな色合いで非常に満足。音声もクリアかつ聴きやすい音量で、劇中のセリフをバンバン喋ってくれる。
正直、音声ってそんなに要るかな?とか思ってたんですが、「「変身!」」が聴けるだけで満足度100倍増しでした。CV内山昂輝,細谷佳正はあまりにも俺得すぎる。
並べてみるとニチャア…としてしまう。サイクロンとジョーカーの並びが逆なのは許して欲しい。
こういった形態変化があるライダーの戦闘は、一定のロジカルさが保たれてて好きなんですよね。まあ大体の場合、強化形態に変身してからはパワー!パワー!って感じなんですけど。それはそれで楽しいのでヨシ。
変身させるとこうなる。光が結構強いトコロも地味な満足ポイント。
にしても、それぞれの色の光でバックル下部の色合いを再現ってのはまさに発明だと思う。これはゲーマドライバーの時もそうでしたが、こういった開発陣の妙技というかなんというか、天才の所業?には毎度関心させられております(どこから目線なんだ)。
ファイズやゼロワンもそうですが、変身手順は面倒くさければ面倒くさい程イイと思っている人間なので、そういった意味でこのダブルドライバーは最高ですね。
メモリで音を鳴らして、差し込んで、割る、という3段動作。しかも相方は意識が無くなる、という中々に無視できない問題を孕んでいるこのベルトですが、それが良い。やはり力にはデメリットが付きモノなのであって、呼吸するだけで世界最強などあってはならないのだ。
ベルト部分は劇中に近い。
個人的にはこのベルト部分がCSMとDXで最も違う所だと思います。ココがしっかりしてると一気におもちゃ感が無くなるので、結構大事な部分なんじゃなかろうか。
それを見越してかどうかは知りませんが、近年のライダーはベルトがそもそも玩具っぽい見た目なので、今の子供達の満足度は高いだろうなと勝手に思ってます。大人になってわざわざ万額出さなくていいのは羨ましくもある…。
CSMシリーズのベルト部分で好きなのは、やっぱりカブトですかね。蛇腹が良い。この前注文したファイズギアもベルト部分がカッコいいのでヒジョーに楽しみにしております。
完成図。カッコいい!
しかしいざ巻こうかなと思ったタイミングで羞恥心が発動してしまい、未だに巻けていない。夜更けの静かな時間に巻いて遊ぶことにする。
ベルト巻いて高岩さんごっこをするのも楽しそうではあるが、個人的には翔太郎の、バックルを片手に持って腰に当てるあのポーズ。アレをやってみたい。
ガイアメモリを正面に見せながら逆向きにボタンを押す、あのポーズ。検証の結果、アレは要練習ということが分かったので、練習なしでやれそうなヤツから始めていこうと思う。
ちなみにベルトの長さは、一般的な腹回りならば問題ないが、ぽっこりお腹の場合はちょいと伸ばさないといけないかも。その時はベルトの外装部分が恐らく足りなくなるのでそこは諦めるしかない。延長ベルトも有ればいいんですけどね。
(暴飲暴食の罪を)今さら数え切れるか!!
総括
大大満足
「大人の玩具」というピンポイントすぎる需要に、見事に答えてくれる商品なんじゃないかなと。コイツぁスゲェ…!
この高級感がたまらん。重そうに見えて軽く、コストを抑える努力が垣間見えるのもグッド。ダイキャスト製のダブルドライバーも、それはそれで見たいなァ。バンナムゲーの方もこのくらい細かく作りこんでくれたら嬉しいんですけどね…。
ゲームでも玩具でもバンナムにお世話になりっぱなしなので、最早バンナムの犬と自称しても何ら問題はなさそう。どうも、犬です。
最後に。ガイアメモリの光強すぎて写真撮ったら大変なことになりました。もう懐中電灯じゃん。
ということで今回はここまで。それでは。