対戦ゲームにて「このキャラどうなってんだ?!」と、首を傾げた体験は誰しもあると思う。そして「オレも使うしかねえ!」と、対策がてらそのキャラを使ってみた経験も誰しもあると思う。そんでそのキャラにハマってしまう経験も誰しもあると思う(?)。要するにスローネドライのことである。
前々からコイツ相手の勝率がヤケに悪いということで、なんとか安定して勝てるようになりたかったし、このメスガキをどうにか"理解"らせる為に、まずはこの機体を知る必要があるなと思い立った。久々に可愛いくぎみーの声が聴きたかったのもあり、今回ガッツリ乗ってきました。
組み合わせは隠者スローネ、エピオンスローネ、ダクハスローネ固定なので、他キャラと組んだ時の使い方はまだまだ分かりませんが、備忘録がてら、武装の使い方・立ち回り等を一旦まとめておこうかなと。
詳細な武装解説というよりは、大まかな状況対処をメインに書くつもり。所詮1日乗っただけの備忘録なので、浅い内容になるかと思いますが、どうかお気楽にお付き合い下さいませ。
また武装解説はほぼ無いので、wiki等で補完して頂けると幸いです。
重要っぽい武装
言うまでもないが、N下特格で発動できるGNステルスフィールドは本機の目玉武装。相方を常時誘導切り状態にできるトンデモ武装で、被ダメカット効果も追加されるオマケ付き。前作からはダリッガイ同様、展開中に出すアシストが強化され、元から強いアシストが更に厄介になる。
と、書いてあることは強いが、展開中は足が止まり続けるという大きな欠点があり、クロブ中期まではキャラパワー換算で差し引きマイナスの方が大きい為、そこまで見かける機体では無かったイメージがある。
それが、いつぞやのアプデにて横特に誘導切りが付与され、敵の目の前でクルクル回ったかと思えば、いつの間にか天井に居てステルスフィールドを貼り続ける、という汚物を凝縮したような機体へと転生してしまった。
そんな訳で、素人なりに見様見真似でクルクルしてみたが、オバブ移行時に天井が低くなったのもあり、思っていたような活躍は出来なかった。
なんとな〜く、できるだけステージの端でステフィが安牌なのかなと思っていたが、本体性能もそれなりに上がっていることもあって意外とそういう訳でもなく、想像以上にステフィを貼れる距離感や場面が増えていた。詳しくは後述する。
また下格の無限サーベル投げも、対面している時から強いと思っていたとおり、実際に投げてみても強かった。発生・弾速は遅いものの、判定があまりにもデカく、誘導もそこそこ。無限に投げられる弾としては中々破格な部類なのでは。
コイツと横特を相互キャンセルにて繰り返し、「当たらないって!」というメスガキボイスを聴きながら天井まで昇って遅延するのが雑に強い。
また、相手の前ブー抑止として普通にばら撒くのも中々強く、中距離のお見合いで下格→横特(→下格→横特)をパナして、そのままキチガイドッスン着地or何か食らいそうならブースト。これが基本の弾撒きで、あとはテキトーにメインを混ぜる感じ。中距離のそういう撃ち合いの時(語彙力貧)は、基本的にあまり雑なアシストは吐かない。
格闘機の迎撃では、横特はあまり使わず、ひたすら下格を投げまくる方が期待値高め。どうせ着地は兄貴がケアしてくれるの精神で、しこたま投げまくるべし。
あとは前サブ。ツヴァイ突撃のコマンドで、まあこれは説明不要だと思う。クソ強いので適度に温存しつつガンガン回していきたい。ちなみにゼロ距離だけは流石にNサブ推奨。
下サブも、弾としてはクソザコナメクジも良いとこだが、着地保護としては1番優秀。頭の片隅に入れておくと良いことがあるかもしれない。
一応、強化Nサブ、強化横サブもかなり強く、コレのために無理矢理ステフィ発動を通すこともあったレベル。とはいえこの2つは僕自身が赤ちゃんスローネなのもあり、まだまだ使いこなせていない印象。何か分かったら追記します。
ちなみに、格闘は切り返しのキチガイ横格ぶっぱ以外は封印安定。ツヴァイ突撃の追撃にすら入るか怪しい為、ガチで振らない方がいいと思った。まあこの辺も浅パチャ故わかっていないだけかもしれないので、何か分かれば追記します。
覚醒は当然C。奴隷覚醒。ステフィで覚醒延長できるのも熱い。
ソレっぽい立ち回り
今回は2通り試してきた。
- 開幕はテキトーに流して(ここは共通)、中盤以降はステージの端でステフィを貼り、がっつりタイマンコース。基本狩り合いで勝つ立ち回り。
- 開幕はテキトーに流して、中盤以降は意識的に相方の近くで上空ステフィを貼り、相方が闇討ちしやすい環境を整える立ち回り。
ぶっちゃけどっちも強かったが、やはり2の方が安定していたイメージ。ただ使い込みが浅いと無駄な被弾が多くなり、負ける時は順当に負ける。負けた時に精神的ダメージが大きい方は2。
1の方は圧倒的に簡単で、相手の機体次第では2以上に圧倒的な勝ち方が出来ていた。ただそれと同時にとんでもない負け方をしてしまうのも特徴で、特に苦手キャラが対面に来た時がヤバい。少なくとも僕の腕では瞬殺された、というのが1。
なんとなく分かると思うが、結局はフレキシブルに変えていくのが望ましいのかなと。いけそうな相手なら1で、やばそうなら2。腕負けしてるなら1で、そうでないなら2、等々。相方が許してくれるなら試合途中に変えてもいいかも。
今のところ明らかな苦手キャラは、ライフリ、運命、Pセルフ、シナンジュ、ハウンド、胚乳。高飛びがあんまし通じない、且つワンタッチが痛い相手がとにかくヤバい。当然ほかにも色々居ると思うし、そういった相手には2で立ち回れるようにしておきたい。時間はかかりそうですが。
タイムアップ勝ちも見据えつつ戦うと更にキモい戦い方が出来そうではある。このキャラのポテンシャルの底が見えねェ…。
ステフィだが、チャンス時は当然貼るとして、強化アシストを使う為にこまめに貼るのも大いにアリかなと。
特に強化前サブは誘導がちょっと頭おかしい。何度も「?!」となったので、2の立ち回りをする際は、ちょっとした闇討ちがてら突撃させると、結構とんでもない当たり方を量産できる。
ただ弾速は変わらずなので、明らかに迎撃が必要な場合は普通に撃った方が良い。特に至近距離の前ステ前サブぶっぱ、大体1回は通った。
そんで、どうやらステフィ前のクルクルに誘導切りがあるらしく、敵の目の前だろうが貼れるタイミングは案外多い。このイカれステフィぶっぱを通す胆力があるか否かでこの機体が使えるか否かが分かれる思う。僕はキチガイなので問題ありませんでした。良かったァ。
オバブからは相方のブースト残量も見えるようになったので、大体3割を目処にステフィを貼ってあげると、相方から感謝されて気持ち良くなれる。もう!彼は私が居ないとダメなんだから!とダメンズ(死語?)に尽くす通い妻の気持ちになれること間違いなしだ。
従って、案外高飛びする場面は少なく、常套手段というよりは緊急手段って感じ。とはいえ、よく敵の頭上でステフィ貼ったりはするし、高飛びというかまぁまぁ飛び?語彙力が崩壊している。
また耐久は640あり、この耐久値はできるだけステフィ絡みで消費したい。射撃始動で安く済ませる意識は当然持っておくべきだが、耐久が余りすぎていたらステフィぶっぱを多くして調節するのも大事だなと。
仮に先落ちしても、コイツの特性上2落ち3落ちを狙われやすい為、案外損失は少なめ。無視されたらステフィを貼ればいい。
ただ、ステフィを貼り続けてクソ長リロードを狙われるのもシャクで。こういう時は相方のブースト残量を見ながらこまめに展開した方が良いのか、それとも雑に展開し続けるのが良いのか、が今回最も判断が難しいと感じた局面だった。
今考えると、少なくとも「相方近くでステフィ展開して強化前サブを擦る」のは正解の1つだった気がするが、試してみるまではなんとも言えない。何か分かったら追記します。
あと、自衛はできるだけ撃ち返した方が良い気がする。
ぶっちゃけ慣性ジャンプと着地保護だけで逃げられる時も多いんだけど、流石にソレだとステフィを貼るタイミングが無いし、何よりダメージ不足で負けがち。撃ち返してステフィを挟みつつ、迎撃である程度のダメージを取った方が相方的にも楽かなと。
僕の場合は、勝ち試合は大体アタボ5000付近をウロウロしていた。動画で見ても大体この辺なので、これ以上でもこれ以下になっても、何かしら問題がある立ち回り、という理解でいる。何か分かったら追記します。
何にせよ相方ありきの機体なので、相方がタイマン嫌いな人だったら大人しくキャラ変えた方が無難。たまたま僕の周りにはタイマン狂いが多かったので何とかなりましたが。
隠者と組んでいる時は、低コスペア相手にタイムアップ勝ちを狙いに行けるのも熱かったです。基本ローリスクにやりたいことができて、ほかの機体と比べて戦っていてすごく楽。
要するに
- ステフィ > 他のこと
- アシスト強化のために、敵機の目の前でステフィ貼るのもアリ
- 自衛は 高飛び > アシストぶっぱ
- 下格→横特→下格連打で高飛び
- 相性が悪い機体が対面の時、味方の近くでステフィを使うようにする(闇討ちしてもらう)
- それ以外は高飛びステフィor強化アシストでダメージ稼ぎ
- 無視され始めたら、味方の近くでステフィを使い、強化アシストを擦る
- とんでもない負け方をしても気にしない精神
終わりに
思ってた以上に汚物でしたが、思ってた以上に気を使う事柄が多い機体でした。ただ全試合通して対面がキレてることだけは分かりました。最高です(社会不適合者)。
この機体に慣れてくると、ガン追いされるよりむしろ無視される方がムカついてくるのは、なんだか新感覚でちょっと面白かったです。
また思ってた通り、かなり浅い内容になってしまいましたが、このアウトプットを元に、更にステップアップした情報をインプットしたいと思います。名も知らぬ対面の方々につきましては子々孫々に申し訳ございません。
ちなみに相方曰く、「思ってた以上に組んでいて楽しい」「なんならこれまでのどの機体よりも組みやすい」とのことで、初乗りでそんな事を言われて若干メンタル崩壊気味ですが、僕自身もスローネ楽しかったのでwin-win。まあ相方が組みたいって言ってるし、これからもスローネを使うのもしょうがない。うん。僕が使いたいわけじゃないし無限にスローネ擦るのもしょうがないんだ。
何か気づきがあれば随時更新します。
わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。