暇日記

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ゲームと漫画のブログです

『アニメ版Fate/GrandOrder 絶対魔獣戦線バビロニア』感想。牛若丸の胸に張り付いている布になりたい。

 

『劇場版ヘブンズフィール』を最近観た流れから、段々と僕の中でFateシリーズがブームになりつつある。

『Zero』『UBW』のアニメを見返したくなってきてるし、なんならUBWに関してはゲームの方をまたやってみたい。『Apocrypha』も未視聴なのでそのうち観る予定で、『Fake』『蒼銀』もとても気になっている。そのうち我慢できずに書籍を買うと思う。

EXTRAシリーズはゲーム展開なのでちょっと厳しいかもしれないが、一応『EXTRA』『CCC』は漫画もあるっぽい。それら2つは漫画で済ませて『EXTELLA』以降はゲームを遊んでみたいなァ、なんて思っている。

 

と、そんな流れで先日も『劇場版キャメロット』を観たんだけども、意外にも(評判よりは)面白かったのでそのままの流れで『アニメ版バビロニア』も観ることにした。

 

ichikasu.hatenablog.com

 

全22話をざっと観た大まかな感想としては、これまた意外に面白かった

藤丸が異物感あるのは相変わらずだったが、今回は2クールもあったおかげか描写がある程度丁寧でダイジェスト感は特に無かった。まあバビロニアに関しては原作がそもそも面白いので、ほぼそのままアニメ化した本作はそりゃ面白い。

作画に関しても、宝具のド派手演出は期待通りで、かつその他の全体的な作画も終始良かったように思う。牛若は動くようになってエロ女レベルが更に上がっていたし、ギルガメッシュもノリノリでエヌマエリシュをパなしていて満足だった。その他のサーヴァントもヌルヌル動いていて、鯖中心に鑑賞するならそれなりに良いアニメだと思う。

という訳で、以下より詳しく書いていくよ。

 

 

牛若が可愛い

このエロ女が!!!どんな服だよそれは!!

牛若の服どーなってんの?と見たら誰もが思うだろう。あれだけ動き回っても決して乳首から服が剥がれないようになっているスーパー礼装である。なんなら隠れている分、逆にエロさが増すという謎の現象まで起きていた。そりゃメルブラでアンダー着せられるわ。

ちなみにエロ抜きにしても普通に可愛かったです。藤丸は作中で顔を近づけられてドキドキしていたが、僕も画面の前でドキドキしていた。声帯が強すぎる。

 

そんな牛若は、1クール目のメインキャラらしく見せ場も多かったように思う。藤丸とのイチャイチャシーンもそうだし、何よりもゴルゴーン初戦での大立ち回りが印象深い。

序盤の小手調べから宝具ドーンまで超作画でヌルヌル動きまくっていて、結果負けてしまったものの、牛若強え!感はちゃんとあったし、バッチリ目に焼き付いている。その後捕まって、エルキドゥに腹をグチュグチュされていたのもエロくて良かった。やっぱりエロ女じゃないか。

それにしても、牛若の宝具はまさか物理的に分身しているとは思わなかった。こういう発見もアニメ化の楽しみの一つだな、と。

 

 

思ったより藤丸が活躍してた

正直なところ、1クール目はイキリ鯖太郎と言われても仕方ないとは思った。

基本的にギルからのお使いをこなして段々認められていく、という流れなんだけども、アニメという媒体の都合上どうしてもその辺はダイジェストでサラッと流されてしまう。故に「頑張った感」が薄く、どうにもトントン拍子で話が進んでいくように見えてしまうのがアレ。

まあ、ソレ抜きにしてもゴルゴーン初戦の「牛若ーッ!」「レオニダスーッ!」「レオニダスーッ!」「牛若ーッ!」の4連絶叫コンボはちょっと笑ってしまった。その回のAパートはマジでそれしか喋ってないんじゃないか??

 

そんな背景もあって、分割2クール目からは藤丸が戦っている描写がかなり増えていた。

その最たるモノが、終盤でティアマトの頭に短剣を刺す下りだろうか。「冥界で唯一の生者」である主人公がトドメを刺す展開で、ティアマトとの会話シーン等、アニオリ要素が盛り盛りだった。

個人的には変に小さく藤丸ageを刻まれるより、これくらいガッツリ上げてくれた方が好感が持てるので、素直に良かったと思う。その影響でギルや山爺の出番がちょっと少なめだったのはちょっとモヤるが、主人公に託されるくだりも特に違和感は無かったし、どちらかと言うと「ようやく戦果を上げたな!」といった感じ。前回観たキャメロットでは良いとこナシで終わってしまったので、ここでの活躍には思わず僕もニッコリ。

 

まあ正直に言うと、この辺の高評価は僕自身が原作を程よく忘れているところが大きいと思う。恐らくしっかり覚えている状態だと「あれが違う!」「ここが違う!」と細かいところが気になりすぎて満足な視聴が出来なかっただろう。

つまるところ、原文を程よく忘れた状態で、FGO自体の設定をある程度覚えている前提で、なおかつ半分集中するくらいで観ると中々面白いアニメだと感じる、ということになる。いや条件が難しすぎる。

しかし古来より、原文より面白いアニメ化なんぞ数える程しか存在しない(主観です)ので、まあこんなもんっちゃあこんなもん。アニメ化って難しい。

 

 

声付きのFGOって良い

結局これ。どんなに御託をコネコネしても結局コレよ。

冷静にギルとエルキドゥの演技上手すぎるし、牛若は可愛いし、ジャガーマンはタイガーだし、ラフムの声もかなり納得感があった。

何より原文だと表現がくどすぎて頭に入ってきづらい文章も、声付きだとスっと入ってくる。もう人気エピソード全部朗読劇やって欲しいレベル。声優ってすげぇよ。

細かいところで、エヌマエリシュの詠唱「原初を語る〜」が、ゲーム版だと静かな感じな所を、アニメ版ではめちゃくちゃテンション高く覇気全開で全文言ってくれた事がかなり嬉しかった。ゲーム版も無論好きなんだけど、関さんと言えばあの高音なのでやはり僕はアニメ版の方が好きだ。これぎ聴けただけでも観てよかったと思う。

また、声とは関係ないが各種宝具のヒット音?も好みのものが多く、これまたエヌマエリシュのブゥゥゥンがクセになる音だった。栗松は何回3歩先へ進めばいいんだろうか。

 

 

終わりに

当時はそれなりに酷評されているイメージがあった本作ですが、原作を程よく忘れている状態で観ると中々面白かったです。藤丸はともかくギルやエルキドゥの声を沢山聴ける、というだけでも価値はあると思います。

個人的には出来れば第2部もアニメなり朗読劇なりやって欲しいんですが、まあ無理だと思うので仕方なくFGOをまた1から始めることにしました(バカ)。機種変の時にデータ移しとけば良かったなァ。

そんなFGOも、スキップし続けてようやくキャメロットまで来たのでそこからはアニメと見比べつつやっていこうかな、と。第2部到達までどのくらいかかるんだ…。

 

また、一応『劇場版ソロモン』も観たんですが、あまりにもアニオリ展開&イベントカットが多く、どうにも感想がネガティブ寄りになりそうな気がするので恐らく書かないと思います。光の翼が生える藤丸が見たい方は観てみると色々と笑えるかもしれません。

 

あーだこーだ書きましたが筆者からは以上です。読んで頂きありがとうございました。